ミジンコの研究

ミジンコの研究がどんな役に立っているのでしょうか？

ちょっとみて見ましょう。

Environ Toxicol Chem. 2001 Dec;20(12):2821-9.によると。
環境ホルモンと呼ばれるもの、撹乱ホルモンの検出に使用できると報告されています。
17alpha - ethinylestradiol , p - octylphenol , tamoxifen, antiandrogen, flutamide,3,4 - Dichloroaniline
などが発育に影響があるとのことです。

Aquat Toxicol. 2003 Mar 17;63(1):1-11.によると。
lindane（殺虫剤、殺ダニ剤の一つ）が発育に影響があるとのことです。（現在は使われていませんが）

Chemosphere. 2009 Sep;76(10):1435-9. doi: 10.1016/j.chemosphere.2009.06.002. Epub 2009 Jun 26.によると。
benzo (a) pyrene（発癌物質の一つ）のバイオマーカーになるとのことでした。

そのほか、
J Am Mosq Control Assoc. 2003 Mar;19(1):67-73.によると。
蚊の生態的防除に使用できるとのことです。ボウフラの餌になっているのかと思ったら、逆のこともあるのですね。

いろいろと役に立っているようです。

タグ：ミジンコ 研究 環境ホルモン 生体撹乱物質 発癌性 ボウフラ