太陽虫はお仲間いっぱい アカントキスティス Acanthocystis [肉質虫]
太陽虫の仲間は結構沢山いてよく調べられています。
以前、微小管配置が異なっているとお話いたしましたが、光学顕微鏡では見えませんので分類の役には立ちません。
そこで先人たちは細胞の形状による分類を行っています。
もちろんDNA等による分類とちぐはぐな点が出ているようですが、名前を知りたいときには役立ちます。
アカントキスティス(Acanthocystis)と呼ばれる種類の太陽虫です。
細胞の表面の層をなしている部分に珪物質のスケール(scale)と呼ばれる、うろこ状のものがあります。
よくみると短か目の棘があるとお分かりになると思いますが、こちらも放射状スケールと呼ばれるうろこです。
電子顕微鏡で見ると放射状スケールの形はユニークなのですがお見せできないのが残念です。
最後に、いちばん長いものが軸足と呼ばれる足になります。
ざっと分類表を作成しておきます。
表以外に数種記入したいものがあるのですが表からはみ出るので、今日はここまでです。
以下が参考になりますでしょうか
Acta Protozool. (2000) 39: 81 - 97
Acta Protozool. (2000) 39: 99- 115
Acta Protozool. (2001) 40: 3 - 25
スケールについては以下です
J Cell Sci 1988 91:33-39
Acta Protozool. (2014) 53: 313–324
以前、微小管配置が異なっているとお話いたしましたが、光学顕微鏡では見えませんので分類の役には立ちません。
そこで先人たちは細胞の形状による分類を行っています。
もちろんDNA等による分類とちぐはぐな点が出ているようですが、名前を知りたいときには役立ちます。
アカントキスティス(Acanthocystis)と呼ばれる種類の太陽虫です。
細胞の表面の層をなしている部分に珪物質のスケール(scale)と呼ばれる、うろこ状のものがあります。
よくみると短か目の棘があるとお分かりになると思いますが、こちらも放射状スケールと呼ばれるうろこです。
電子顕微鏡で見ると放射状スケールの形はユニークなのですがお見せできないのが残念です。
最後に、いちばん長いものが軸足と呼ばれる足になります。
ざっと分類表を作成しておきます。
殻 | 外周 | 鞭毛 | 微小管配置 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|
Ciliophrys,Dimorpha,Tetradimorpha | 無 | 収縮胞孤立 | 1,2,4(遊泳型) | 三角,5点形 | |
Actinophrys Actinosphaerium |
無 |
収縮胞孤立
収縮胞が周囲を囲む |
無 | 2重コイル | |
Clathrulina Hedriocystis |
有 | 網状の殻の中央に穴,殻の先端に穴 | 2(遊泳型) | 5点形 | |
Acanthocystis | 無 | 放射状型と小型楕円スケール | 無 | 六角形 | スケールは整列している |
Raphidiophrys | 無 | 棘型と大型楕円スケール | 無 | 六角床 | スケールは軸足にも及ぶ |
表以外に数種記入したいものがあるのですが表からはみ出るので、今日はここまでです。
以下が参考になりますでしょうか
Acta Protozool. (2000) 39: 81 - 97
Acta Protozool. (2000) 39: 99- 115
Acta Protozool. (2001) 40: 3 - 25
スケールについては以下です
J Cell Sci 1988 91:33-39
Acta Protozool. (2014) 53: 313–324
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