植物に寄生する線虫の分類です [線虫]
植物に害を及ぼす線虫(Nematoda)たちの分類表です。
日本語名は代表名で、分類の数値とは必ずしも一致しませんが参考程度にしてください。
その他に、頭部の形状や、尾部の形状などが分類の決め手になりますが書き切れませんので・・・
参考は、下に示しておきます。
1:Fundam. appl. Nernatol., 1994,17 (4), 323-332
2:Nematology, 2012, Vol. 14(3), 285-307
3:Fundam. appl. NemalOl., 1998.21 (5),581-604
4:Nematology, 2012, Vol. 14(3), 353-369
5:Nematology 16 (2014) 323-358
6:Iğdır Univ. J. Inst. Sci. & Tech. 2(2): 17-28, 2012
7:Journal of Nematology 37(3):343-353.2005.
8:Nematology, 2001, Vol. 3(6), 607-618
9:Nematology 00 (2013) 1-27、Revue Nématol. 6 (2) : 327-329 (1983)
10:Journal of Helminthology,Vol,VLIX,No.2,1970,pp.141-152.
11:Nematology, 2008, Vol. 10(1), 69-78
それぞれの参考を読むときに、記号が使用されていますので、下記に図示しておきましょう。
赤字が使用されている文字です。
”a”の値が最大の幅を表していないこともあるので、それぞれの参考で読み解く必要があるでしょう。
では、今日はこのくらいで。
日本語名は代表名で、分類の数値とは必ずしも一致しませんが参考程度にしてください。
全身の形 | 代表的長さ | 代表的太さ | 針の長さ | 食道球 | 卵巣 | 陰門位置 (全身の%or肛門までの距離) | 尾 | 出展 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Paratrichodorus、Trichodorus (ユミハリセンチュウ) | 棒状 | 0.75mm | 0.023mm | 0.034mm | 無し | 前≒後 | 55.2% | 鈍 | 1 |
Longidorus (ナガハリセンチュウ) | 棒状 | 6mm | 0.078mm | 0.21mm | 無し | 前≒後 | 48.8% | 鈍 | 2 |
Xiphinema (オオハリセンチュウ) | 棒状 | 1.7-3mm | 0.04-0.07mm | 0.14-0.23mm | 無し | 前≒後 | 52.5% | 鈍 | 3 |
Tylenchulus (ミカンネセンチュウ) | 棒状 | 0.3mm | 0.065mm | 0.011mm | 有 | 前のみ | 81% | 三角 | 4 |
Paratylenchus (ヒメセンチュウ、ピンセンチュウ) | 棒状 | 0.366mm | 0.030mm | 0.021mm | 無し | 前のみ | 50.5% | 三角 | 5 |
Tylenchorhynchus:Sauertylenchus (フタワイシュクセンチュウ) | 棒状 | 1mm | 0.04mm | 0.022mm | 有 | 前≒後 | 52.5% | 鈍 | 6 |
Meloidogyne (ネコブセンチュウ) | 涙状 | 0.76mm | 0.46mm | 0.014mm | 有 | 前のみ? | 0.018mm | 7 | |
Pratylenchus (ネグサレセンチュウ) | 棒状 | 0.42mm | 0.015mm | 0.017mm | 有 | 前>後 | 0.053mm | 鈍 | 8 |
Helicotylenchus、Scutellonema (ラセンセンチュウ) | 棒状 | 0.7mm | 0.035mm | 0.03mm | 有 | 前≒後 | 65% | 鈍 | 9 |
Aphelenchoides (イネシンガレセンチュウ) | 棒状 | 0.5mm | 0.18mm | 0.012mm | 有 | 前>後 | 72% | 三角 | 10 |
Bursaphelenchus (クワノザイセンチュウ) | 棒状 | 0.82mm | 0.025mm | 0.017mm | 有 | 前>後 | 73% | 三角 | 11 |
その他に、頭部の形状や、尾部の形状などが分類の決め手になりますが書き切れませんので・・・
参考は、下に示しておきます。
1:Fundam. appl. Nernatol., 1994,17 (4), 323-332
2:Nematology, 2012, Vol. 14(3), 285-307
3:Fundam. appl. NemalOl., 1998.21 (5),581-604
4:Nematology, 2012, Vol. 14(3), 353-369
5:Nematology 16 (2014) 323-358
6:Iğdır Univ. J. Inst. Sci. & Tech. 2(2): 17-28, 2012
7:Journal of Nematology 37(3):343-353.2005.
8:Nematology, 2001, Vol. 3(6), 607-618
9:Nematology 00 (2013) 1-27、Revue Nématol. 6 (2) : 327-329 (1983)
10:Journal of Helminthology,Vol,VLIX,No.2,1970,pp.141-152.
11:Nematology, 2008, Vol. 10(1), 69-78
それぞれの参考を読むときに、記号が使用されていますので、下記に図示しておきましょう。
赤字が使用されている文字です。
”a”の値が最大の幅を表していないこともあるので、それぞれの参考で読み解く必要があるでしょう。
では、今日はこのくらいで。
えええー!ヽ(゚Д゚;)ノ!!
植物にも線虫が!?
知りませんでした。
by あとりえSAKANA (2015-01-23 19:51)
あとりえSAKANAさま、こんばんは。
そうですね、一番有名なのは「松枯れ病」と呼ばれる、
マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)でしょうか?
カミキリムシなどが媒介する線虫で、
線虫そのものというよりは、
線虫についている菌によって病気を引き起こすというものでしょうか。
いろいろありますので植物も大変ですよねぇ。
by dumbo (2015-01-23 20:13)