花粉・・・ [アレルギー・花粉症・免疫]
今日はわき道にそれて、
ここ数日、症状が悪化したので正体を突き止めるべくスライドグラスを数分間外に出しておいたものがこれです。
おスギさん(花粉)です。
小さくなることだけによってのみ飛翔し、ガガーリンよりも先に地球は青かったと気づいた?であろう、
物理法則の盲点をついて、航空機や、ロケット開発者を冷ややかに見つめている生物の一人です。
冗談はさておいて(技術者の皆様すみません)、まずどういった対策があるのでしょう。
一番の対策は、花粉に触れないことですね。
マスク、ゴーグルなど、外出しないなど万全の体制を整えれば症状は改善します。
私の場合、夏や冬の花粉が無い時期には症状が出ませんので当然といえば当然でしょう。
次は、お医者さんに行っていろいろしていただきます。
処方されるお薬は、
①坑ヒスタミン → ②坑アレルギー → ③坑ロイコトリエン (一般に順に作用が強くなります)
に加えて、点鼻、点眼薬でしょうか。
点鼻薬では④持続性ステロイドが良好な作用を示しますのでいいですかね、
注射のように全身性の副作用がほとんどありませんし。
その他に、最近は経口の減感作薬があるので、そういった処置がされるかもしれません。
うまくいけば完治?寛解しますしね。
(今のところ、杉花粉しかないので、私には無理ですが。
その他にオーダーメイドの減感作もあるようです。)
さて、お医者さんへ行かないで家で出来る対策を考えて見ましょう。
(花粉に触れないといった対策はもちろんですのでそれはおいておいてっと、
マスク一枚でも坑ロイコトリエン薬並みに効果がありますし)
簡単な薬屋さんから考察しましょうか。
これは、お医者さんへ行くのとあまり変わらない気がしなくもありませんが、花粉症の薬がいろいろありますね。
①の坑ヒスタミン薬が一番多いですね。
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩が有名でしょうか、これはH1受容体拮抗薬として働くようです。
②ではフェキソフェナジンが有名ですね。メキタジンや、セチリジン塩酸塩もありますかね。
これ等はヒスタミンH1受容体拮抗薬ですが、より選択性を増して副作用を減らしたお薬です。
他にも作用があるようですが・・・
これら①、②のお薬はアレルギー作用のヒスタミンをブロックすることにより、
アレルギーを起こさないようにするお薬ですね。いわば化学的なマスクに相当します。
③のお薬は・・・
モンテルカストが有名ですが残念ながら市販薬にはありませんね。
もともとは喘息用のお薬ですが、アレルギー性鼻炎などに(特に鼻づまり)非常に効果があるとのことです。
こちらは肥満細胞から出る、ロイコトリエンをブロックしてアレルギー症状を抑えるお薬ですね。
喘息用のお薬と使用されることからも、効果が高いのはいうまでもありませんね。
④のお薬も・・・
残念ながら市販薬にはありません・・・いえ、ベクロメタゾンプロピオン酸エステルがありました。
ステロイドはどんな炎症?に対しても効果があり、持続性としたことでより長い期間効果を発揮します。
では、薬以外のもので代用できないか探して見ますと。
『下記は自己責任でお願いいたしますね』
漢方(これもお薬?)では、小青竜湯(①②の作用が強い)、柴朴湯(③の作用が強い)といったところでしょうか。
これ等は薬局にあるものはお医者さんでもらう量の半分ですので、
病院で処方していただいた方がよく効きます。
①②の坑ヒスタミン作用の食物?では
碾茶(てんちゃ:=抹茶)、甜茶(甜葉懸鈎子:かんようけんこうし)、椿花、黒大豆などが有名ですかね。
物質名ではケルセチン(玉ねぎ)、ケンフェロール(茶、ブロッコリー)、エピカテキン(カカオ)、エピガロカテキンガレート(茶類)、ヘスペリジン(柑橘類)、グリチルリチン(甘草)、ゲニステイン(大豆)、カマズレン(カモミール)がありますね。
③の坑ロイコトリエン作用の食物?では、
ルテオリン(テトラヒドロキシフラボン:エゴマ、シソ・・・)、シネフリン(柑橘、陳皮)、上の①②の中にもたくさんあります。
またちょっと違うようですが、ω3系脂肪酸由来代謝物(レゾルビン(EPAより生成、魚)、プロテクチン(DHAより生成、魚))、グアバもロイコトリエンを減少させる働きがあるようです。
グアバは外用(点鼻)でも効果があるようですが、これは特許のようなので効能はうたえないのかも知れません。
今日は参考が多すぎるので省略いたしました。
御必要ならコメント欄にでもお気軽に連絡下さい。
では、皆さんの花粉症が少しでもよくなることを祈りつつ・・・
赤目のdumboがお伝えしました。
ここ数日、症状が悪化したので正体を突き止めるべくスライドグラスを数分間外に出しておいたものがこれです。
おスギさん(花粉)です。
小さくなることだけによってのみ飛翔し、ガガーリンよりも先に地球は青かったと気づいた?であろう、
物理法則の盲点をついて、航空機や、ロケット開発者を冷ややかに見つめている生物の一人です。
冗談はさておいて(技術者の皆様すみません)、まずどういった対策があるのでしょう。
一番の対策は、花粉に触れないことですね。
マスク、ゴーグルなど、外出しないなど万全の体制を整えれば症状は改善します。
私の場合、夏や冬の花粉が無い時期には症状が出ませんので当然といえば当然でしょう。
次は、お医者さんに行っていろいろしていただきます。
処方されるお薬は、
①坑ヒスタミン → ②坑アレルギー → ③坑ロイコトリエン (一般に順に作用が強くなります)
に加えて、点鼻、点眼薬でしょうか。
点鼻薬では④持続性ステロイドが良好な作用を示しますのでいいですかね、
注射のように全身性の副作用がほとんどありませんし。
その他に、最近は経口の減感作薬があるので、そういった処置がされるかもしれません。
うまくいけば完治?寛解しますしね。
(今のところ、杉花粉しかないので、私には無理ですが。
その他にオーダーメイドの減感作もあるようです。)
さて、お医者さんへ行かないで家で出来る対策を考えて見ましょう。
(花粉に触れないといった対策はもちろんですのでそれはおいておいてっと、
マスク一枚でも坑ロイコトリエン薬並みに効果がありますし)
簡単な薬屋さんから考察しましょうか。
これは、お医者さんへ行くのとあまり変わらない気がしなくもありませんが、花粉症の薬がいろいろありますね。
①の坑ヒスタミン薬が一番多いですね。
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩が有名でしょうか、これはH1受容体拮抗薬として働くようです。
②ではフェキソフェナジンが有名ですね。メキタジンや、セチリジン塩酸塩もありますかね。
これ等はヒスタミンH1受容体拮抗薬ですが、より選択性を増して副作用を減らしたお薬です。
他にも作用があるようですが・・・
これら①、②のお薬はアレルギー作用のヒスタミンをブロックすることにより、
アレルギーを起こさないようにするお薬ですね。いわば化学的なマスクに相当します。
③のお薬は・・・
モンテルカストが有名ですが残念ながら市販薬にはありませんね。
もともとは喘息用のお薬ですが、アレルギー性鼻炎などに(特に鼻づまり)非常に効果があるとのことです。
こちらは肥満細胞から出る、ロイコトリエンをブロックしてアレルギー症状を抑えるお薬ですね。
喘息用のお薬と使用されることからも、効果が高いのはいうまでもありませんね。
④のお薬も・・・
残念ながら市販薬にはありません・・・いえ、ベクロメタゾンプロピオン酸エステルがありました。
ステロイドはどんな炎症?に対しても効果があり、持続性としたことでより長い期間効果を発揮します。
では、薬以外のもので代用できないか探して見ますと。
『下記は自己責任でお願いいたしますね』
漢方(これもお薬?)では、小青竜湯(①②の作用が強い)、柴朴湯(③の作用が強い)といったところでしょうか。
これ等は薬局にあるものはお医者さんでもらう量の半分ですので、
病院で処方していただいた方がよく効きます。
①②の坑ヒスタミン作用の食物?では
碾茶(てんちゃ:=抹茶)、甜茶(甜葉懸鈎子:かんようけんこうし)、椿花、黒大豆などが有名ですかね。
物質名ではケルセチン(玉ねぎ)、ケンフェロール(茶、ブロッコリー)、エピカテキン(カカオ)、エピガロカテキンガレート(茶類)、ヘスペリジン(柑橘類)、グリチルリチン(甘草)、ゲニステイン(大豆)、カマズレン(カモミール)がありますね。
③の坑ロイコトリエン作用の食物?では、
ルテオリン(テトラヒドロキシフラボン:エゴマ、シソ・・・)、シネフリン(柑橘、陳皮)、上の①②の中にもたくさんあります。
またちょっと違うようですが、ω3系脂肪酸由来代謝物(レゾルビン(EPAより生成、魚)、プロテクチン(DHAより生成、魚))、グアバもロイコトリエンを減少させる働きがあるようです。
グアバは外用(点鼻)でも効果があるようですが、これは特許のようなので効能はうたえないのかも知れません。
今日は参考が多すぎるので省略いたしました。
御必要ならコメント欄にでもお気軽に連絡下さい。
では、皆さんの花粉症が少しでもよくなることを祈りつつ・・・
赤目のdumboがお伝えしました。
タグ:花粉
昔は土がたくさんあったから、着地できたであろう花粉たちが、
舗装された都会の中で行き場無くいつまでも漂っているのが、
花粉症増加の原因なのではないかと思うのですが・・・。
私が子供の頃は聞かなかったからね〜♪ (๑◔‿◔๑) 舗装しスギじゃない?
by desidesi (2015-03-24 16:09)
desidesiさま、こんばんは。
毎年決まって症状が急にわるくなる時があります。
本当に突然です、
おそらく地面にたまった花粉が一斉に風にのってやってくるのでしょうね。
昔には無かった、花粉の溜まり場の増加や、アレルギー増悪作用を持った物質の増加というとそのとおりでしょう。
乳酸菌摂取や、内部寄生虫の寄生で、アレルギーが緩和することからも、
免疫が誤った方向に向けれられたためと考えられていますし、
要は綺麗になったというのも原因の一つでしょうね。
by dumbo (2015-03-24 22:42)