Hox遺伝子、分節、節足動物 [昆虫]
ついでですので、節足動物の体のつくられ方をお話しておきましょう。
基本的な体のつくられ方は、ショウジョウバエで詳しく調べられています。
体の前後方向が決まったあと、分節が形成され、あしなどの器官へと分化していきます。
これは、いろいろなところで述べられていますので、いまさら文献なども必要ないでしょうが、
あえてあげるとすると、『大学生物学の教科書、第3巻』がお勧めでしょうか?
さて、節足動物の祖先は、ショウジョウバエではありませんので、その前を探すと、
まだ特定はされていないようです。
そうはいっても、だいたいの形はわかっていて、いろいろな学者さんが考える節足動物の祖先は、
それぞれの分節に足が生えたムカデのような感じらしいです。
下図のいちばん上のような感じかどうかは別として、
それぞれの分節が、触角や、顎、あし、羽根、胴体、尾になるかどうかで、
いろいろな節足動物として発達してきたというところなのでしょうね。
以前、ケンミジンコの歯と、ザリガニの歯ついてお話いたしましたがこういった筋道があるというわけのようです。
Developmental Biology 364 (2012) 66–76.からのお話でした。
追加)この分節に関わる遺伝子は、多くの生物で共通です。
ショウジョウバエの遺伝子をその他の生物(哺乳類?)の遺伝子で置き換えても、
ちゃんとしたショウジョウバエが出来上がるそうです。
やっぱり、いきものって不思議がいっぱいですね。
では、
基本的な体のつくられ方は、ショウジョウバエで詳しく調べられています。
体の前後方向が決まったあと、分節が形成され、あしなどの器官へと分化していきます。
これは、いろいろなところで述べられていますので、いまさら文献なども必要ないでしょうが、
あえてあげるとすると、『大学生物学の教科書、第3巻』がお勧めでしょうか?
さて、節足動物の祖先は、ショウジョウバエではありませんので、その前を探すと、
まだ特定はされていないようです。
そうはいっても、だいたいの形はわかっていて、いろいろな学者さんが考える節足動物の祖先は、
それぞれの分節に足が生えたムカデのような感じらしいです。
下図のいちばん上のような感じかどうかは別として、
それぞれの分節が、触角や、顎、あし、羽根、胴体、尾になるかどうかで、
いろいろな節足動物として発達してきたというところなのでしょうね。
以前、ケンミジンコの歯と、ザリガニの歯ついてお話いたしましたがこういった筋道があるというわけのようです。
Developmental Biology 364 (2012) 66–76.からのお話でした。
追加)この分節に関わる遺伝子は、多くの生物で共通です。
ショウジョウバエの遺伝子をその他の生物(哺乳類?)の遺伝子で置き換えても、
ちゃんとしたショウジョウバエが出来上がるそうです。
やっぱり、いきものって不思議がいっぱいですね。
では、
タグ:Arthropoda 節足動物
最近、dumbo さんの記事を拝見していて、
微生物の世界に興味が段々湧いてきました。ちょっとハマリそうです^^
by ワンモア (2015-07-30 22:11)
ワンモアさま、ナイス、コメント有難うございます。
小さい生き物って面白いですよね。
大きな生き物もそれにもまして面白いので、
いずれご紹介できればと思います。
何とかたどり着ければいいのですが・・・先は長そうです
by dumbo (2015-07-30 22:36)