昆虫の血液 [昆虫]
さて、心臓の次は血液でしょうか。
ちなみに、ミジンコさんはこちらです。
まずは血球からで、Annu Rev Immunol. 2007;25:697-743.によると、
ショウジョウバエの血球は3種だそうです。
それぞれ、
ということだそうです。
これらは人で言うところの細胞性免疫ということになるのでしょうか。
さらに遺伝によって支配されるようですので、自然免疫ということです。
(予防接種などによる獲得免疫は昆虫には無いようです。)
また、報告によると、貪食(プラズマ細胞が食べるということ)したあとに、
脂肪体での抗菌ペプチドの産生を引き起こす体液性の免疫も起こるようです。
病原体を認識し排除する機構ですね、抗菌ペプチドはまさに抗生物質です。
こんな感じです。
ちなみにどの細胞が原始的?かというと、plasmatocytesということになるのでしょうか。
カイメン動物では体細胞が5種?からなる単純な構造ですが、
archeocytes(アーキオサイト=幹細胞)と呼ばれるものがマクロファージとして存在しているので、
血球の始まりはMφ:マクロファージなのでしょうね。
ちなみにこの細胞は全能性があるので、いわゆるES細胞的な機能もありますね。
このマクロファージの解説では、こちらが詳しいです。
いいお仕事ありがとうございます。
ちなみに、ミジンコさんはこちらです。
まずは血球からで、Annu Rev Immunol. 2007;25:697-743.によると、
ショウジョウバエの血球は3種だそうです。
それぞれ、
plasmatocytes:プラズマ細胞 | Phagocytosis:貪食、マクロファージ様 |
lamellocytes:ラメロ細胞 | Encapsulation:カプセル化 |
crystal cells:クリスタル細胞 | Melanization:メラニン化 |
ということだそうです。
これらは人で言うところの細胞性免疫ということになるのでしょうか。
さらに遺伝によって支配されるようですので、自然免疫ということです。
(予防接種などによる獲得免疫は昆虫には無いようです。)
また、報告によると、貪食(プラズマ細胞が食べるということ)したあとに、
脂肪体での抗菌ペプチドの産生を引き起こす体液性の免疫も起こるようです。
病原体を認識し排除する機構ですね、抗菌ペプチドはまさに抗生物質です。
こんな感じです。
ちなみにどの細胞が原始的?かというと、plasmatocytesということになるのでしょうか。
カイメン動物では体細胞が5種?からなる単純な構造ですが、
archeocytes(アーキオサイト=幹細胞)と呼ばれるものがマクロファージとして存在しているので、
血球の始まりはMφ:マクロファージなのでしょうね。
ちなみにこの細胞は全能性があるので、いわゆるES細胞的な機能もありますね。
このマクロファージの解説では、こちらが詳しいです。
いいお仕事ありがとうございます。
2015-10-16 14:29
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コメント(2)
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乂 ̄д ̄)ムリ!!
アタシσ( ̄  ̄〃)には難しすぎ^^;
by 原みつる (2015-10-16 21:01)
原みつるさま、ナイス、コメントありがとうございます。
昔、「聞き手が解らないのは、話し手が解らないからだ」、
と怒られたことを思い出します。
もっと勉強しま~す。
すみません。
by dumbo (2015-10-17 09:52)