マタタビと猫 [ペット]
息抜きに軽めの話題です。
どちらかというと、お散歩のお話でしょうか?
マタタビの生えている所の写真です。
所々に白い点のように見えるものが、マタタビの葉っぱの一部です。
この白い葉っぱは関東では6~7月ごろの花の咲く時期になると見られるようになります。
生えている場所は日本中どこでもあるようですが、皆さんの近くにもあるでしょうか?
光が好きなようで、沢沿いの少し開けた所にあると思います。
一本見つかればその周囲に群生しているのでわかりやすいですね。
近くに寄った写真です。
白い葉っぱが分かりますか?
マタタビはつるになっているといわれますが、
近くの木に寄り添っているくらいで、垂れ下がった枝から葉っぱが生えてきます。
そんな感じで、純粋につるのように絡んでいるようには見えません。
さし木で増えるので少し持って帰って、増やしてはいかがでしょうか。
とはいえ、全て無くなるくらい持って帰ってはいけませんよ。
マタタビの実です。
オスの木とメスの木があるようで、めすの木にできるのですかね。
マタタビの虫えいです。
マタタビアブラムシが悪さをして、花と実が変形してできます。
漢方では木天蓼(もくてんりょう)といって、強壮の目的で用いられることがあります。
まれにアレルギーを起こす人がいるとのことなので注意してください。
葉っぱは、枝から交互に生えています。
関東では6~7月ごろになると、目立つ白い部分がある葉っぱが出来るようになります。
この時に花が咲くようになります。
特徴的な、白い葉っぱです。
葉っぱの表面には、小さなとげのようなものが生えています。
マタタビの作用は、葉、茎、実、全てにあり、アクチニジンとマタタビラクトンが主成分です。
そのうちのマタタビラクトンは混合物で、イリドミルメシン、イソイリドミルメシン、ジヒドロネペタラクトン、イソジヒドロネペタラクトンの4種類?ほどからなります。
アクチニジンと言う名前は、マタタビ科のActinidiaceaeからきているものだろうと思われ、ネペタラクトンはシソ科のイヌハッカのNepeta cataricaからきているものだと思われます。
化学教育 12(1), 16-22, と、
Vol. 81 (1960) No. 8 P 1320-1332、からです。
アクチニジンはタヌキ,ハイエナなどイヌ科の動物にも共通して有効であるばかりでなく、
イノシシ,イタチ,サイにも作用するようです・・・
(あまり犬には反応しなかったように思いますが・・・)
これらの物質は扁桃に直接?、あるいは間接的?に作用しているようです。
ここでいう扁桃とは喉にある扁桃腺ではなく、
脳の扁桃体、扁桃核のことで、脳の下の方にあり、性的行動に関係しているようです。
したがって、マタタビはフェロモンの関係かなにかなのでしょうか?
Tohoku J. exp. Med., 1975, 115, 137-143、からです。
マタタビの実を切った所で、キウイにそっくりです。
マタタビ科といえばキウイもその一つで、アクチニジンはキウイにも含まれているので、
キウイにも猫を興奮させる作用があります。
同じ科のサルナシにもそんな作用がありますね。
マタタビの作用はそんなに永続きせず、数分もすれば何の関心もないようになります。
また猫によって作用の強さが異なっていて、個体差があるようですね。
どちらかというと、お散歩のお話でしょうか?
マタタビの生えている所の写真です。
所々に白い点のように見えるものが、マタタビの葉っぱの一部です。
この白い葉っぱは関東では6~7月ごろの花の咲く時期になると見られるようになります。
生えている場所は日本中どこでもあるようですが、皆さんの近くにもあるでしょうか?
光が好きなようで、沢沿いの少し開けた所にあると思います。
一本見つかればその周囲に群生しているのでわかりやすいですね。
近くに寄った写真です。
白い葉っぱが分かりますか?
マタタビはつるになっているといわれますが、
近くの木に寄り添っているくらいで、垂れ下がった枝から葉っぱが生えてきます。
そんな感じで、純粋につるのように絡んでいるようには見えません。
さし木で増えるので少し持って帰って、増やしてはいかがでしょうか。
とはいえ、全て無くなるくらい持って帰ってはいけませんよ。
マタタビの実です。
オスの木とメスの木があるようで、めすの木にできるのですかね。
マタタビの虫えいです。
マタタビアブラムシが悪さをして、花と実が変形してできます。
漢方では木天蓼(もくてんりょう)といって、強壮の目的で用いられることがあります。
まれにアレルギーを起こす人がいるとのことなので注意してください。
葉っぱは、枝から交互に生えています。
関東では6~7月ごろになると、目立つ白い部分がある葉っぱが出来るようになります。
この時に花が咲くようになります。
特徴的な、白い葉っぱです。
葉っぱの表面には、小さなとげのようなものが生えています。
マタタビの作用は、葉、茎、実、全てにあり、アクチニジンとマタタビラクトンが主成分です。
そのうちのマタタビラクトンは混合物で、イリドミルメシン、イソイリドミルメシン、ジヒドロネペタラクトン、イソジヒドロネペタラクトンの4種類?ほどからなります。
アクチニジンと言う名前は、マタタビ科のActinidiaceaeからきているものだろうと思われ、ネペタラクトンはシソ科のイヌハッカのNepeta cataricaからきているものだと思われます。
化学教育 12(1), 16-22, と、
Vol. 81 (1960) No. 8 P 1320-1332、からです。
アクチニジンはタヌキ,ハイエナなどイヌ科の動物にも共通して有効であるばかりでなく、
イノシシ,イタチ,サイにも作用するようです・・・
(あまり犬には反応しなかったように思いますが・・・)
これらの物質は扁桃に直接?、あるいは間接的?に作用しているようです。
ここでいう扁桃とは喉にある扁桃腺ではなく、
脳の扁桃体、扁桃核のことで、脳の下の方にあり、性的行動に関係しているようです。
したがって、マタタビはフェロモンの関係かなにかなのでしょうか?
Tohoku J. exp. Med., 1975, 115, 137-143、からです。
マタタビの実を切った所で、キウイにそっくりです。
マタタビ科といえばキウイもその一つで、アクチニジンはキウイにも含まれているので、
キウイにも猫を興奮させる作用があります。
同じ科のサルナシにもそんな作用がありますね。
マタタビの作用はそんなに永続きせず、数分もすれば何の関心もないようになります。
また猫によって作用の強さが異なっていて、個体差があるようですね。
あるほどぉ。勉強になりました(^^)
by ワンモア (2016-09-11 16:41)
dumbo様
またたびは、本当に猫が好きなのですね。
キウイの棚を古い家の時に作っていたのですが、猫が始終寄ってきて自分のテリトリーを主張していました。棚の上で寝転んでいました。
マタタビの実がキウイの実とそっくりなの知りませんでした。
ありがとうございました。(^-^)
by hirometai (2016-09-11 19:55)
ワンモアさま、おはようございます。
こちらこそ色々勉強させて頂いております。
今後ともよろしくお願いいたします。
by dumbo (2016-09-12 09:07)
hirometaiさま。おはようございます。
サルナシの木はたまに産直などで見かけますので、
それを植えるともっと寄ってくるかもしれませんね。
ゴールデンキウイもそうなのでしょうか?今度試してみますね。
by dumbo (2016-09-12 09:09)