SSブログ

今日はメモです [楽器]

忘れやすいdumboですので、パーカッションシンセ(Percussion Synthesizer)回路?についてメモっておきましょう。
音づくりの参考になると思いますし・・・

まず、ノイズ発生部分です。
ノイズ発生回路.png
ホワイトノイズ発生といえば、トランジスタの2SC828による逆バイアス(ベース接地?)ですが、
これは電源電圧が高くないといけないようです。
また、最近では、2SC828が手に入りにくい?ようですから、
なじみの2SC1815ですとノイズ量が少ないので、2SA1015を使用することが多いでしょうか?

ツェナーダイオードを使うこともありますが、アバランシェ降伏によるノイズ発生は、
これまた、6V以上の物が必要で、今回のように5Vの電源電圧では使えません。

乾電池の使用を考えると、9V以下(出来れば6V)ということになりますので、
TL431という石を使うのが良いらしいです。


回路のキモである、
トランジスタ位相型.png
位相型発振回路ですが、これにはトリックがあるようで、
Tブリッジ部分が最後に挿入されているので実際より高い周波数で発音します。


発振回路の増幅度を決定する部分は、
トランジスタ増幅.png
な感じに、およそ抵抗値の比によって決まりますから、
上の様な感じになります。
利得が29以上あると位相型発振回路が自然発火しますからピーってなるのでしょうか、ねっ???
そのため利得を増やすと余韻(ディケイ?Decay time)が長く続くという事かと思います。


トリガーからの入力は、
入力.png
な感じにパルスとして発振回路を発火させるようです。


最後の、ローパスフィルターは、
ローパスフィルタ.png
単純に強さ(立ち上がり、アタック?Attack)を決定しているようです。

とまあ、こんな感じのメモなのでした。
nice!(28)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 28

にほんブログ村 教育ブログへ

コメント 2

gadget factory

はじめまして
dumboさんは京都のようですが、私も京都在住なのです。

ところで先日SP-432をリニューアルした時にデジットに2SC828を会に行ったのですが、山のように売れ残っていました。

ディスコンになってるはずなので、予備品で2~3個買っておいてもいいですね。
by gadget factory (2016-12-14 23:49) 

dumbo

gadget factoryさま、はじめましてご連絡ありがとうございます。
勝手に掲載させて頂いた上に、ご連絡までいただきありがとうございます。
2SC828が山のようにとはうらやましい限りです。
残念なのはこちらは京都では無いところです。
なので、デジットということですから、通販を確認してみることにいたします。
題名が平安と付いているので勘違いさせてしまったようで申し訳ございません。
http://heiannityoumevet-000.blog.so-net.ne.jp/
をご覧いただくとどのあたりかとおわかりになるかと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
by dumbo (2016-12-15 10:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました