そして、どうして幼若期の海綿が進化上重要かということに辿り着きます。
BMC Biol. 2014 Mar 28;12:26. からの報告です。
海綿の幼若(幼虫?)、の繊毛細胞層の下で、GATA遺伝子が働いていたという報告です。
この遺伝子グループは、多細胞動物の胚形成に重要な遺伝子ということがわかっているので、
それがカイメンの細胞でも働いていることから、
進化の基本部分が共通しているということの証拠ではないかというお話です。
短いお話(報告は長い)ですが、共通の祖先の基本形を探るうえのキモらしいです。
(もちろん、これが全てではないのはみなさんおわかりなところでしょうが。)
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