SSブログ

ドリフト法 車ではありません、 望遠鏡 モーターガイド。 [望遠鏡、天体観測]

彗星のお話からではありませんが、天体にはまってまして土星を撮影してみました。
土星.JPG
こんな感じです。

肉眼では輪っかが確認できて、もっと解像度があるのです。
カメラ?望遠鏡?のせい???

そこで、ガイドしたらどうかなっとモーターを取り付けてみました。
ガイド?.JPG
するとこんな感じに全然ガイド出来ませんでした。
とほほ。
直結したのも悪かったかもしれません、
赤経用ギヤが144でしたので、1パルス1.8度とすると三分で1パルスでしょうか?
さすがにがたガタ。

ちなみに風がボウボウとふきつけていましたのでと、
言いわけ・・・

とわ言え極軸があっていないのがまず思い浮かびます。
(何せバク安ですから、一応赤道儀ですが極軸望遠鏡などというものは当然ついていません)
35°でコンパスによる北あわせのある意味カンでしたので・・・


そこで、北極星が見えない時の極軸の出し方を探していますと、
(改良)ドリフト法などというものが良さそうかなと感じました。

望遠鏡をセットしたら、ガイドモーターを回して戻す間の星をカメラで撮影するという、
単純な方法のようです。

どうしてずれるかなかなか理解できませんでしたので
(どちらにずれるとどちらに移動するという事)、
いつものごとくdumboなりのメモを書き記しておきます。

ややこしいので、
南の空を普通のレンズ・望遠鏡ではなく・カメラのような、上下左右が見たままとして考えます。

極軸が左にずれている時です。
ドリフト法左.png
こんな感じに初めの軌跡より下に星が流れます。
実際には星の動く量はほんの少しですから、横に細長いくの字になりますね。
(図は星の動きの倍の速度で動かした場合です。)

そして、右にずれている時です。
ドリフト法右.png
今度は上にずれます。(前より少ない感じですね)

ですから、下にずれる(撮り終わりの戻す時間を長くするとわかりやすいらしいです)時は、
望遠鏡を左にずらすということですね。
(天体望遠鏡は逆でしょうか?)


ちなみに、極軸が上下にずれている時はどうかなと考えてみると、
極軸が下にずれると、
ドリフト法南下.png

上では、
ドリフト法南上.png
とあまり変わりません。
あってます?

なので、上下のずれは東の星(あるいは西)を観察しないといけなさそうです。

今度試してみたらご報告しましょう。

計算すると角度まで出せるのでしょうがそこまでは無理・・・
それより、晴れはいつかなぁ~最近天気悪いですね
nice!(18)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 18

にほんブログ村 教育ブログへ

コメント 2

ys_oota

おおー、赤道儀は調整が難しいのですね。そのうち天体写真も撮ってみたいなと思っていたのですが、もう少し勉強が必要そうです…。
by ys_oota (2018-11-09 00:56) 

dumbo

ys_ootaさま、こんにちは。
機材の問題でということで・・・最近の天体望遠鏡は楽みたいです。
極軸さえ合せてしまえば普通のカメラと同じ感覚で撮影できると思います。
ぜひチャレンジしてみて下さい。
by dumbo (2018-11-09 12:19) 

コメントを書く

お名前:
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。