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雨上がりは月がきれいですね [望遠鏡、天体観測]

こんなお月さまでした。
aa_月.jpg
手が届きそうです。

前回の写真と比べると、きりっとしているような感じですがいかがでしょうか?

ついでに、オリオン座、おうし座、すばるの共演です。
aa_東夜景.JPG
この写真で見ると、すばるは小さく見えますが実際は・・・


オリオンの大星雲も試し撮りで、たんすの肥やしになっていたバローレンズで拡大すると
aa_orion.jpg
赤がっ無いっ、長時間撮影では無いので赤いもやが出ませんねっ、うーん?な出来栄え。
フィルターも必要なのでしょうか?


せめてもと、モーターガイドをうごかしてみたものの(動画は違う星です)

movは
なんとなく極軸はあってそうですが、かた、カタっと。
もっと細かく動くモーターでないとだめそうです。さらに、ゆらゆら揺れてますし。
赤道儀にも問題があるのかもしれません。

動画で撮影して、Registaxとか使用しましょうか???
うーん、なdumboでした



追加)学問カテゴリーらしく計算もしておきましょう。
撮影したカメラはマイクロフォーサーズですので、
マイクロフォーサーズ画角_月.jpg
月を測定しますと、直径がだいたい2090dot(上図はmmになってますが気にしないで・・・下さい)
月の視直径は、約30分=0.5°(国立天文台2016年:33分30秒~29分24秒)ですから
①∴1ドット=0.5°÷2090≒0.00024°

また、1日=24時間×60分×60秒=86400秒 なので 
②∴1秒=360°÷86400≒0.0042°

①②から1秒で0.0042÷0.00024=17.5dot
なんと、1秒で17.5ドットも星は移動するのですね。あってます?
(D=φ80mm、f=910mmの屈折望遠鏡で直焦点の値です)

したがって、1ドットも動かないようにするには1秒あたり17.5ステップ以上必要という事になるのでしょうね。



追加の追加)逆に考えると、
(0.00024÷0.0042=0.057 0.057秒で1ステップ以上動かせばいい、あるいは)
赤経軸に144歯のウオームホイールのとき、
ウオームギアを144×360=51840°動かすと24時間(86400秒)ですので、
51840÷86400=0.6°を1秒ごとに動かします。

1秒で17.5ドットとすると、
③∴0.6÷17.5=0.034°

1ステップ0.034°以下のステッピングモーターであればいいということですね。
あってます???

2相モーターでは、普通1.8°/stepなので、52以上の減速比
5相モーターでは、0.72/stepなので、21以上の減速比があれば何とかなりそうですが・・・
マイクロステップにする手もありかもしれません。

何かの参考になりましたら幸いです。

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