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極軸合せ? 改良では無いドリフト法? 再び Drift Method of Polar Alignment? [顕微鏡・機材など]

実際にためす前にシュミレートしてみました。

使用したのは、フリーソフトでは有名なFreeCADです。
こういう使い方をする人はいないでしょうが?、便利です。

今度は方位から。
ドリフト法_左右.jpg
横から見るとこんな感じです。
では、3時間後
ドリフト法_左右3h.jpg
そして、6時間後
ドリフト法_左右6h.jpg
やはり、望遠鏡の視野では、上下に移動していますね。

今度は高度がずれている場合です。
ドリフト法_上下.jpg
3時間後
ドリフト法_上下3h.jpg
そして、6時間後です。
ドリフト法_上下6h.jpg


このことから、星は上下に移動して、なおかつ、横にもずれるということです。
また、良く見ると方位より移動量が大きくなるようです。

前回は方位から調節と、ご紹介しましたが、
移動量が大きい高度から調整したほうが無難かもしれません。
いいかえると、中心線から横にずれている場合、高度を先に補正しないと、
方位で動かしすぎてしまう恐れがあると言えそうです。
角度を計測すると、
ドリフト法_上下6_角度h.jpg
ちょうど高度をずらせた、10°に一致しています。


ちなみに、方位、高度両方がずれますと、
ドリフト法_上下左右.jpg
6時間後で
ドリフト法_上下左右6h.jpg
ずれが加算されるのですね。
さらに、10°よりずれが大きそうなところも、ご注目ということでしょうか?

3次元では(2次元でも)回転移動の時には順番が重要ですから、
こんなところにも幾何学?のマジックが・・・隠れているのかもしれません。
(初めに、視野の中心に星を合せますので回転+移動の順番が重要なのでしょう?
中心位置がずれますので、回転してから、移動するのと、
移動してから回転するのでは全く違う位置になってしまいます。コンガラガリマスヨネ?)

したがって初めに、高度調節を先にする場合にも、少しづつにしてということのようです。


なにかのご参考になりましたら、うれしいです。
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