マルとシカク マルミジンコ Chydorus シカクミンジンコ Alona [ミジンコ]
マルミジンコ(Chydorus)は何かにつかまっていないと不安なのでしょうか、
いつもどこかにとまっていて、小鳥のようです。
対して、シカクミンジンコ(Alona)はくるくると回っている姿をよく目にします。
さて丸と四角なのですが、どちらもマルミジンコ科(Chydoridae)に属するので良く似たものどうしです。
写真の種類は違った形のものをピックアップしたのでかなり違って見えますが・・・
四角といってもほとんどが半円といってもいい形状をしていて、
丸い方は腹側の殻がせり出しているのでこちらの方が四角く見えたりします。
良く似た形をしているのですが、ミトコンドリアの遺伝子を調べた、
Biological Journal of the Linnean Society Volume 79, Issue 4, pages 629–643, August 2003によると、
これらの二つの属は古生代(Palaeozoic)という三葉虫がいたような、すごい昔に枝分かれしたとのことです。
それほど昔から形が変化していないとのことなのでしょうか?うーんすごいですね。
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