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職人のものづくりでしょうか? [ものづくり]

前回でもお話しましたが顕微鏡とか何やらかにやらの改造で、アルミをゴリゴリ、ガリガリと切ったり穴開けたりするわけです。
そんなこんなで、丸いものをつかむのに左手がっ、
悲鳴を上げ始めてから結構になりまして、

右手はかなり前にド・ケルバンの腱鞘炎で手術してますので、
左手も手術はやめて~っと・・・


旋盤用のスクロールチャックが使い勝手がいいのです。
ロータリーテーブルとかがいいのですがお高いので中古で3インチの小さいチャックが、
重さもちょうどいい感じっと。


さて、ご存知の通りアルミは柔らかいのですが、
粘りっ気があってカスが詰まるとすぐドリルがボキっと・・・
小径タップとか折れると泣けてきますよね。

当然チャックも動きが悪くなってしまってお掃除です。

分解すると、すごく作りが良くてびっくり。
思わずカメラをとってパチリです。

スクロールチャック01.jpg
北川鉄工所と呼ばれる老舗のメーカーものです。

特に、
スクロールチャック02.jpg
ギア?部分とか、うーん美しい、と思うのは変でしょうか?

気が付いたのですが、
スクロールチャック03.jpg
チャックの上の丸いポッチはグリスアップの穴だったのですね。
当然知っておられたでしょうね、すみません。

ものづくりの奥深さを知りましたというお話でした。


注)手に持って加工に使用したスクロールチャックはおそらく精度が出ませんので、
再度旋盤に取り付ける事は控えるべきと思われます。
注意事項に叩かないで下さいとあるので、挟んで鉄鋸でギーコギコとしたりしたら・・・
まねをされる場合、最悪、破損して怪我をすることがあるかもしれませんので、ご注意を。
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