アーモンド プレウロネマ Pleuronema [繊毛虫]
前回のキクリディウムさんより少し大きな繊毛虫、プレウロネマ(Pleuronema)さんです。
カカオの実(キクリディウム)より体のすじの数が多いのでこちらはアーモンドといえるでしょうか。
大きさは、アーモンドといってもカカオ似のキクリディウムより大きいので勘違いしないで下さいね。
さて、体のすじの数は種類によって20~50位とかなり幅があります。
口の周りの波動膜の付き方もほぼ同じで、
(上の写真は向きの関係で波動膜が見えていませんが)
どっちかなと迷ったら、「カカオorアーモンド」と唱えると解るかもしれません。
ってだけでなく、尾っぽの長い繊毛が1本だけということはなく、数本生えるのが普通です。
しかし、これが意外と見分けるのが大変だったりするのです。
なお、この二種類の方たちは、くるくる回るよりは、一度とまって、ぴょんって飛ぶような独特なうごきをします。
この動き方は今後ご紹介するであろう、他の繊毛虫よりは幾分緩やかな動きではありますが、
顕微鏡で追うのに苦労することが多々あります。
European Journal of Protistology 44 (2008) 131–140.が詳しいでしょうか。
タグ:プレウロネマ Pleuronema
2014-11-05 03:22
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