がらは色々です [昆虫]
ついでですので、よく見かけるほかの種類のテントウムシのご紹介です。
ナミテントウ(Harmonia axyridis)です。
こんな柄の方もおられます。
さて、この紋様の変化には、二紋型、四紋型、斑型、紅型があり、順に黒い部分が少なくなります。
紋様における発現は、
黒色が優先されるので、それぞれの黒い部分を足し合わせた紋様になることが知られています。
(黒いレイヤーでマスクする感じですね?)
それぞれの型は同時に発現することがあるので、複数の遺伝子なのでしょう。
さらに、この紋様には地域差があることが分かっていて、南の方に二紋型が多いとのことです。
この原因について、移動におけるものなど色々な説があったのですが、
「ナミテントウにおける鞘翅斑紋遺伝子の地理的勾配の年代変化に対する地球温暖化の影響」
によると、紅型は黒型とくらべ低温での繁殖活性が低いと報告されています。
なので、紅型は暑いのは苦手のようで、温暖化による数の減少も指摘されています。
(逆に黒型に暑い、暖かいのが有利に働いて相対的に紅型が減少しているように見えるということですかね)
テントウムシにも色々あるということのようです。
なぜ黒が低温に強いのかは触れられておらず残念ですが、
単純に黒が温まり易いと考えられなくもないのですがいかがでしょう?
(THE AUTHORS. J . EVOL. BIOL . 23 (2010)1699–1707.に同様な解説がありました。)
逆に冷め易いということもあるので難しい問題ですが・・・ね
ナミテントウ(Harmonia axyridis)です。
こんな柄の方もおられます。
さて、この紋様の変化には、二紋型、四紋型、斑型、紅型があり、順に黒い部分が少なくなります。
紋様における発現は、
黒色が優先されるので、それぞれの黒い部分を足し合わせた紋様になることが知られています。
(黒いレイヤーでマスクする感じですね?)
それぞれの型は同時に発現することがあるので、複数の遺伝子なのでしょう。
さらに、この紋様には地域差があることが分かっていて、南の方に二紋型が多いとのことです。
この原因について、移動におけるものなど色々な説があったのですが、
「ナミテントウにおける鞘翅斑紋遺伝子の地理的勾配の年代変化に対する地球温暖化の影響」
によると、紅型は黒型とくらべ低温での繁殖活性が低いと報告されています。
なので、紅型は暑いのは苦手のようで、温暖化による数の減少も指摘されています。
(逆に黒型に暑い、暖かいのが有利に働いて相対的に紅型が減少しているように見えるということですかね)
テントウムシにも色々あるということのようです。
なぜ黒が低温に強いのかは触れられておらず残念ですが、
単純に黒が温まり易いと考えられなくもないのですがいかがでしょう?
(THE AUTHORS. J . EVOL. BIOL . 23 (2010)1699–1707.に同様な解説がありました。)
逆に冷め易いということもあるので難しい問題ですが・・・ね
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