光と細菌が必要です

ウログレナ(Uroglena)さんには特筆すべき点があって、
この方は、細菌がいないと生きていけないそうです。

もちろん光合成を行うので、光なしでもだめなのですが、不思議ですねぇ。
こういったことは、Photophagotrophyというようです。

淡水赤潮を引起すことで有名ですので、そんなこともあるのかもしれません。

jpn. j. Limnol., 46: 4, 315-318, 1985.からのお話です。

そのほかには、オクロモナス(Ochromonas)さんでも報告されているようです。
こちらは絶対に必要というわけではなさそうですが。

Microb Ecol (2001) 42:513–523.にオクロモナスが報告されています。

ちょっと、記事が短かったですか？
でも、不思議でしょ･･･？、ではまた。

タグ：Photophagotrophy ウログレナ Uroglena オクロモナス Ochromonas

コメント 5

共生細菌には、何をさせているのですか？
by ligia (2015-07-20 16:30) 

ligiaさま、ナイス、コメントありがとうございます。
リン脂質の一種である、
ホスファチジルエタノールアミンが特定物質ではないかと、
報告されています。
リン脂質に関しては、
http://www.sbchem.kyoto-u.ac.jp/umeda-lab/research/hikaku.html
がヒントになると思われます。
では、また。
by dumbo (2015-07-20 19:23) 

補足です、
共生というよりは物質を取り込んでその物質を利用する、
食作用（ファゴサイトーシス）ということなのでしょうね。
貴重なご意見ありがとうございました。
by dumbo (2015-07-20 19:29) 

なるほど。てっきり細胞内に共生させているものだと早とちりしていました。すみません。丁寧な説明をありがとうございました。
by ligia (2015-07-20 22:35) 

ligiaさま、おはようございます。
こちらこそすみません、説明が変なのを反省しています。
文才というのは後付けできないのですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
by dumbo (2015-07-21 05:45)