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Grasshopper pendulum clock  グラスホッパー振り子時計 mini  [ものづくり]

やっと動きました。

早かったでしょうか?意外とすんなり動いてくれました。
微妙な調整はまだですが・・・

グラスホッパー001.JPG
こんな感じです。
振り子はまだ出来てませんので、前のを仮止めしています。

錘は、天体望遠鏡のバランスウエイトです。


こんな感じに動きます。

エアコンの風の音より心地よい?優しい音色を奏でます。
前のものより小さいので、かちっとしたハリのある音ですかねっ?

足がガンギ車にあたったとき、音が出ていないところにご注目、聴耳?です。

movは


ちなみに、グラスホッパー部分の検証はこんな感じです。

振り子がとりつけてられないので、すごく早く動きますね。
音は工事現場かな?ぁ?

movは


さて、なんでそんなにグラスホッパー:Grasshopperなの?と疑問に思われた方もおられるでしょうか。


じつは、これギネスにも載っている「Burgess Clock B」という時計にも使われている方式なのですね。
もちろん現代風にすごい工夫(おもに材料)がされていますが、構造は至って簡潔です。
(30秒ごとにくるくるっとばねを動かしたり・・ガンギ車を動輪歯車?から分離するところとか手が込んでますが。
 →ハリソンさん?バージェスさん?の設計、
理論?は「HESKIN 2nd WEBSITE MAR 2011 2.3.」で確認できるかと?リンク可か不明ですので名前で検索下さい)


グラスホッパーの発明者は、
John Harrisonさんで、作品は多くはないのですが、
5つほど、H1~H5として経度賞との逸話をご存知の方もおられると思います。
実際にはグラスホッパーはH1~H3までで、H4、H5は携帯型時計ですね。


確か、映画?ドラマ?があったような???
1970年代で振り子の温度による周期ずれをなくすのにバイメタルとか、振り子時計で考えませんよね???


ところで、H1はぱっと見た感じグラスホッパーなの?という感じで、
真鍮の玉が左右に揺れるユニークな形ですが、これは船に乗せて揺れの影響をなくすための工夫です。
左と右の軸付近に、足を左右に分離しているのです。

本当にその時計で航海をしたらしいのですごいですね。
うーん、足元にも及びません。


今度は何作ろうかな~?
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