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ヒマラヤ、チョモランマ [クロムアルベオラータ]

クリプトモナスさんは細胞の膜にも特徴があり、細胞膜の下にもう一枚下着を着ているのですね。

アルベオラータさんには、アルベオラという袋状の構造がありダウンジャケットのようでしたが、
こちらは1枚の膜で、Internal Periplast Component (IPC)という名称で呼ばれているようです。

1枚なので、相当、防寒性に優れているのでしょうか?
ペリプラスト.png
図にするとこんな感じです。(右はアルベオラータのアピコンプレクスなどです)

前出した、イジェクトソームの出る穴が開いていたり、また膜が細かく分かれたりする種類もあるようですが、
クリプトモナスさんも下着を着ているのでした。
Freshwater Algae of North America Ecology and Classification A volume in Aquatic Ecology P.718に
詳しい解説がありました。

この方たちは皆さん、寒がりなのでしょうかね?

そうそう、細胞表面のイジェクトソームはガレットにあるものより若干小さめで、
periplast ejectosomeとよばれて区別されています。
(写真を見ると1重みたいです)

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コメント 2

desidesi

寒さとか、感じるのかな?
小さな生き物の身体って、こうしてみると面白いことだらけですね。
ま、大きな生き物の身体も面白いですけれど...。
ほんとに、面白いテーマですね〜♪ (๑◔‿◔๑) 生命の神秘〜♪
by desidesi (2015-03-07 07:21) 

dumbo

desidesiさまこんにちは。
そうですね、実際には膜を貫通するようにタンバク質が入っていたり
する構造ですので、何かしらの機能があるのでしょう。
多分面白いお話が隠されていると思いますのでこの
クリプトモナスさんはかなり注目されていますね。
by dumbo (2015-03-07 11:11) 

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