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隙間をうめて模様が出来ます [昆虫]

綺麗なドット柄をしているテントウムシですが、どうしてその柄が出来るのでしょう?

その明確な答えは無いかもしれませんが、
その他の動物の模様を形成するのにチューリング理論(Turing Pattern)が有名ですね。
Philosophical Transactions of the Royal Society of London B:
Biological Sciences 237.641 (1952): 37-72.に原文がありますが、数式がうーん難しいですね。
コンピュータ理論の生みの親としてのほうが有名でしょうか?

生物の模様に関しては、
Nature. (1995) vol.376, 765-768.の報告の方をご存知の方がおられると思います。

その考えを、テントウムシに当てはめると、
チューリング・パターン.png
のように、細胞が増殖してその隙間を埋めるように新しいパターンが生成するといった感じでしょうか。

前回の、斑紋プレパターン遺伝子が、斑点の大きさを決定するのでしょうか?
(細胞の面積方向の増加速度と、斑を形成する細胞の発生速度の割合でいろいろな柄ができそうです)
この辺は、今後の報告を待ってということになるのでしょうね。

では、よい一日を。

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dumbo

所さんの目がテン、2015年5月3日に説明が出ていましたね、びっくりです。
見ましたか?
うーん面白いですねぇ。
by dumbo (2015-05-03 22:06) 

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