ぶんぶんぶんハチが飛ぶ。昆虫の飛行 [昆虫]
ハチさんですね。蜜はどこかなぁーって。
あっちでもこっちでも、
蜜を集めています。
さて、今日は昆虫の飛び方についてです。
昆虫の翅の動きには、同期と非同期があって、
小さくなればなるほど非同期で、翅がある程度自動で羽ばたいているとのことです。
ここでいう非同期とは、神経→筋肉と刺激が1対1に対応しているのではないということで、
我々の心臓ほど完全に自動的ではなく、停止も可能なくらいには制御はされるようです。
さて、速いものでは1000Hzものスピードで羽ばたいているのですがどうやっているかですね。
回転数で表すと、6万rpmってことですね、すごい。
羽ばたきの原理は、縦横の飛翔筋(antagonist sets of muscles)が交互に収縮することによります。
縦横の筋肉は、それぞれ背縦走筋(DLMS:dorso-longitudinal muscles )、
背腹走筋(DVMs: dorso-ventral muscles)と呼ばれています。日本語名は?です。
こんな感じですね。(実際の関節はもっと複雑な構造です)
縦横の収縮は位相が90°?ずれていて、周期は完全に一致しているそうです。
翅の付け根は複雑な関節となっていて、
外骨格をまるでペットボトルをペコペコ(セミカチってご存知?)とするように動かしながら羽ばたくのでしょうね?
で、ステアリングは、
と、tiny steering musclesによって、翅の角度を変化させて行っているようです。
微妙な翅の角度変化によって調節されているのです。
これまた、素晴らしい仕組みによって曲がっているのですね。
PLoS Biol. 2014 Mar 25;12(3):e1001822. と、
Curr Biol. 2006 May 9;16(9):R309-14.からのお話でした。
あっ、すみません、ハエでの報告でしたね、チャン、ちゃん。
2015-11-01 10:22
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dumbo様 コメントをありがとうございました。
黄金色に輝く秋の日差しの中、数少なくなった花に
飛んできて花粉まみれになっている蜂や蝶々を見な
がら幸せな気持ちのなっていました。
羽ばたきの原理など考えたこともありませんでした。
うーーーん!
いつも未知の分野、勉強になります。
by hirometai (2015-11-01 14:29)
dumbo様 コメントをありがとうございました。
黄金色に輝く秋の日差しの中、数少なくなった花に飛んできて
花粉まみれになっている蜂や蝶々の働きぶりに愛おしさを感じ
ていました。
羽ばたきの原理など考えたこともありませんでした。
うーーーん! そうなのかなあ?
いつもながら未知の世界のお勉強をさせていただきました。
ありがとうございました。
by hirometai (2015-11-01 14:39)
蜂はいっぱいいますよ。お花の蜜を吸っています。
覚えられないから 非同期だけ覚えます
停止も可なんですね。
by majyo (2015-11-01 22:00)
hirometaiさま、ナイスとコメントありがとうございます。
日常生活のなかにいろいろ不思議が隠れているのですよね。
身近な話題を取り上げていくようなんとが頑張っていきますね。
これからもよろしくお願いいたします。
by dumbo (2015-11-02 09:51)
majyoさま、ナイスとコメントありがとうございます。
私も全然覚えていませんので、気にしないで下さい。
どちらかというと、このブログは自分のメモみたいな要素があるのかなー
みたいに思っておりますので。
後からここどうだったかなといったような感じですね。
by dumbo (2015-11-02 09:52)
6万rpmって凄いですね^^
小さいから可能な世界ってあるのかな。
by ワンモア (2015-11-03 11:42)
ワンモアさま、ナイス、コメント有難うございます。
1000Hzは蚊?についてのことだったと思います。
耳のそばでぶーーんってうるさいわけですよね。
でもすごいですよね、
そんなスピードで羽ばたけるのですから。
by dumbo (2015-11-03 20:16)