一本だたら エナガワムシ Monostyla:Lecane [ワムシ]
エナガワムシ(Monostyla:Lecane)さんです。
一本足なので、カラカサといいたいところですが、結構太っちょなので一本だたらなんですね。
眼は小さな赤い点が2つありますので、一つ目ではないですがね。
あんどぅとろわ カシラワムシ Cephalodella [ワムシ]
飛んで・・・まわるぅ~~ ハネウデワムシ Polyarthra [ワムシ]
ポルカ ドット ハオリワムシ Euchlanis [ワムシ]
妖精? スクアティネラ Squatinella [ワムシ]
飛んで飛んで飛んでーー [ワムシ]
ワムシ界のジャンパー、ハネウデワムシ(Polyarthra)さんです。
この方は4対12枚の、羽を持っていて、その羽ではばたいてジャンプします。
写真でみえると思いますが、まさに鳥の羽が3本づつ並んでいるのがわかるでしょうか?
どのくらい飛べるかですが、Polyarthra remataという種類について調べた結果では、
体長約100μmの2.5倍、頑張っても12倍位(0.25mm~1.2mm)らしいですが、
捕食者のミジンコさんから逃れるのには十分のようです。
Developments in Hydrobiology Volume 42, 1987, pp 235-238.からのお話でした。
跳ねないウサギ再び トンガリウサギワムシ Lepadella acuminata [ワムシ]
跳ねないウサギで登場した、ウサギワムシ(Lepadella)の近い親戚、
トンガリウサギワムシ(Lepadella acuminata)さんです。
殻の右下がとがってますよねぇ、万年筆のペン先にも見えなくないですが・・・
前にもお話いたしましたが、ウサギさんはその殻の形状で細かーく分類されていて、
首(写真の左上のほう)の切れ込み方や、尾の部分の切れ込みやトガリ方、
殻の左右の広がりなどで、名前が分けられます。
(おそらく地域差などもあるのでしょう、詳しく調べると同種ってことはよくあるらしいのであまり深く考えないっと)
首をすぼめると、ウサギの耳よろしく、殻のトゲがわかると思います。
前の「跳ねないウサギ」のところのように、頭部にもトゲっぽいものが見えたりするので、
そっちかなぁと思ったりするのですが、殻のトゲからウサギを想像したらしいです。
命名者のお話を聞きたいと思うのは私だけでしょうか?
さて、意外と可愛い目(小さい赤い点が二つありますがわかります?)をしていると思いませんか?