SSブログ

一本だたら エナガワムシ Monostyla:Lecane [ワムシ]

エナガワムシ.jpg

エナガワムシ(Monostyla:Lecane)さんです。

一本足なので、カラカサといいたいところですが、結構太っちょなので一本だたらなんですね。
眼は小さな赤い点が2つありますので、一つ目ではないですがね。

あんどぅとろわ カシラワムシ Cephalodella [ワムシ]

15枚目のシングルのお話ではなく、ワムシさんです。

カシラワムシ.jpg
あしゆびが長いのが特徴の、カシラワムシ(Cephalodella)さんです。

カプリオールよろしく泳ぐ、ワムシ界のバレエダンサーなのでした。

飛んで・・・まわるぅ~~ ハネウデワムシ Polyarthra [ワムシ]

前に登場した、ハネウデワムシ(Polyarthra)さんのはばたきです。ぶれているのはご容赦下さい。

ハネウデワムシ101.jpg
ハネウデワムシ102.jpg
ハネウデワムシ103.jpg
ハネウデワムシ104.jpg
左右でずれているので、広い水の中ではくるっと回っていたのでしょう。

ハネウデワムシ105.jpg
得意げな顔をしてますね?

ポルカ ドット ハオリワムシ Euchlanis [ワムシ]

ハオリワムシ.jpg
あし(実際にはあしゆびなので、ゆびなのですかね?)が長めの、ハオリワムシ(Euchlanis)さんです。

お腹の部分に見える水玉模様のものは、卵巣(ovary)あるいは、vitellum(卵黄巣)とよばれるもので卵たちです。
たびたびみられる模様で、綺麗な洋服をまとっている様に思えますがいかがでしょうか?

ワムシさんたちは、おしゃれなのでした。

妖精? スクアティネラ Squatinella [ワムシ]

スクアティネラ.jpg
ワムシ界の妖精、スクアティネラ(Squatinella)さんです。

ふわーーとした動きは妖精を思わせて、いた、いた、ラッキーみたいな気分にさせられます。

美しさを感じさせてくれるワムシで、クリオネみたいなヨタヨタした動きではなく、
スーと飛んでくる昆虫の、オオスカシバみたいな存在かなと思っているのはわたしだけでしょうか?

ちょっと眼を離すとどこかにいってしまうんです。

飛んで飛んで飛んでーー [ワムシ]

ハネウデワムシ01.jpg
ワムシ界のジャンパー、ハネウデワムシ(Polyarthra)さんです。

この方は4対12枚の、羽を持っていて、その羽ではばたいてジャンプします。
写真でみえると思いますが、まさに鳥の羽が3本づつ並んでいるのがわかるでしょうか?

どのくらい飛べるかですが、Polyarthra remataという種類について調べた結果では、
体長約100μmの2.5倍、頑張っても12倍位(0.25mm~1.2mm)らしいですが、
捕食者のミジンコさんから逃れるのには十分のようです。
Developments in Hydrobiology Volume 42, 1987, pp 235-238.からのお話でした。

跳ねないウサギ再び トンガリウサギワムシ Lepadella acuminata [ワムシ]

トンガリウサギワムシ021.jpg
跳ねないウサギで登場した、ウサギワムシ(Lepadella)の近い親戚、
トンガリウサギワムシ(Lepadella acuminata)さんです。
殻の右下がとがってますよねぇ、万年筆のペン先にも見えなくないですが・・・

前にもお話いたしましたが、ウサギさんはその殻の形状で細かーく分類されていて、
首(写真の左上のほう)の切れ込み方や、尾の部分の切れ込みやトガリ方、
殻の左右の広がりなどで、名前が分けられます。
(おそらく地域差などもあるのでしょう、詳しく調べると同種ってことはよくあるらしいのであまり深く考えないっと)

トンガリウサギワムシ01.jpg
首をすぼめると、ウサギの耳よろしく、殻のトゲがわかると思います。

前の「跳ねないウサギ」のところのように、頭部にもトゲっぽいものが見えたりするので、
そっちかなぁと思ったりするのですが、殻のトゲからウサギを想像したらしいです。
命名者のお話を聞きたいと思うのは私だけでしょうか?

さて、意外と可愛い目(小さい赤い点が二つありますがわかります?)をしていると思いませんか?

ワムシの分類 [ワムシ]

ワムシ.png
ワムシ:輪虫(Rotatoria)たちの分類(taxonomy)樹です。

例に漏れず、下のほうは参考程度にしてくださいね。

Molecular Phylogenetics and Evolution 40 (2006) 585–608.からのお話でした。

跳ねないウサギ ウサギワムシ Lepadella [ワムシ]

ウサギワムシ.jpg
ウサギワムシ(Lepadella)さんです。

ワムシというとこの形の方がおなじみさんでしょうか。
前回のヒシガタさんのお仲間で、ステルス性能がない基本形ですね。

首をすぼめると、ウサギの耳よろしく左右のトゲが見えるのですが・・・
なかなか頭を引っ込めることはありません。

この仲間は変異が激しいらしく、細かく分類されています。
同種のこともあるので、分類はホニャララで~~~す。
同じような耳を持ったワムシの仲間はいっぱいいるのですが、ウサギと呼ばれるのはこの方達だけで、
どちらかというと、足の形の方が特長なのでした。

ステルス性能をアップしました ヒシガタウサギワムシ Lepadella heterostyla [ワムシ]

ヒシガタウサギワムシ.jpg
ヒシガタウサギワムシ(Lepadella heterostyla)さんです。
翼の形がかっこよくて、気に入っている種類です。皆さんはいかがでしょう?

この種は、羽の先端が反り返っているのが普通みたいなのですが、
反り返らないのもあるようです。
ヒシガタウサギワムシ01.jpg
前からの写真ですが、光学迷彩でしょうか?よく見えません。

(ぶれているだけでした・・・ね)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。